ハイボールはウィスキーをソーダで割ったアルコール飲料となりますが、TVでのCMの効果もあり、缶ビールなどと同様にコンビニでも手軽に購入できるようになりました。
ハイボール (high-ball) と呼ばれる理由には2つあるようです。
ひとつはアメリカの19世紀半ばの西部開拓時代で気球がハイボールと呼ばれていたそうです。
当時、アメリカの西南部では鉄道の敷設が進められていましたが、先住民の襲撃予防策の見張りとして気球を大量に飛ばしていました。
鉄道の竣工記念のパーティーの際に祝賀用のウィスキーソーダが振る舞われ、これを気球とかけてハーボールと呼ぶようになったと言う説です。
もうひとつは、バーテンダーの隠語説です。
カクテルでハイボール(high-bowl(うつわ)(ball(球)ではない))とはカクテル用のしゃれた背の高いグラスをさす言葉だったそうです。
卑猥な話で申し訳ないのですが、ballと言う単語には睾丸の意味があります。厳密には2玉なので、複数形のballsとなります。
それからhigh-ballは「ごきげんな睾丸」の俗語として、バーテンダー達に使われていたそうです。
つまり、背の高いしゃれたカクテル用のグラスhigh-bowlでウィスキーのソーダ割りを作り、それをhigh-ballに置き換えて呼び始めたと言う説です。
どちらが正しいかは分かりませんが、ハイボールを飲む時の話のネタになりそうですね。
でも、
上述の様にハイボール (high-ball) は海外発祥の言葉となりますし、英英辞書にも記載がありますので、和製英語ではなく一般的な英語ではありますが、世界中で通じるかは分からないです。
日本でも一昔前にはハイボールは決して一般的ではなかったので、海外でもお酒に詳しくない人は分からないかもしれません。
海外でハイボール (high-ball) が通じない場合には「whisky and (with) soda」と言えばわかってもらえると思います。
尚、気球は現在、英語で「balloon」と言うのが一般的です。
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